横浜人形の家で<灯り>をキーワードにしたドールハウス展を開催
どうして私たちは極小で精巧なものに心惹かれるのでしょう。
ドールハウスの歴史はたいへん長く、16世紀中頃にドイツの貴族が娘のために職人に作らせたのが始まりといわれています。その後オランダやイギリス、アメリカへ広まりました。現在ではドールハウス専門店もあらわれ、趣味として収集や製作をする人々も多くいます。また、多くが1点物であることから美術工芸品としての価値が高まり、見る人の感性に応じて様々なドラマが生まれる「舞台装置」ともいわれています。
本展では、18世紀後半に製作され北アイルランド・ロンドンデリーの博物館に所蔵されていた「ハスケルハウス」や、1843年に製作され有名オークションカタログの表紙を飾るなど話題となった「ミシガン家の肉屋」のほか、<灯り>をキーワードにヨーロッパやアメリカ、日本のドールハウス作品をアンティークから現代まで幅広く展示いたします。なかでも灯りを用いて美しい世界観を表現し、海外の博物館にも所蔵されているディビッド・スカルファーの作品は必見です。
【会 期】2021年4月3日(土)~6月27日(日) 9:30〜17:00(最終入館16:30)※毎週月曜日休館、5月3日(月祝)は開館し5月6日(木)が振替休館
【観覧料】大人〈高校生以上〉700円/子ども〈小中学生〉350円 ※入館料(大人400円/子ども200円)含む、未就学児は入館および観覧料無料
【会 場】横浜人形の家 3階企画展示室
【出展作家】David Sculpher、あいさわかずこ、高橋起弥、土屋靜、河合行雄、奈良葉子、倉田吉実
【協 力】LIGHTHOUSE TOKYO、NOE CAFE、米満泉、佐藤與市、日本ドールハウス協会
【ご来館の皆様へご協力のお願い】
・マスクあるいは口を覆うものを必ず着用しご入館をお願いいたします。着用されない場合は入館をご遠慮いただく場合がございます。
・来館日時/代表者氏名/電話番号/住所/人数のご記入をお願いいたします。
・館内に設置しております消毒液で手指消毒、手洗などの感染症予防にご協力をお願いします。
・37.5度以上の発熱や風邪症状(せき・くしゃみ、喉の痛みなど)のある方、また、だるさ、息苦しさがある方、体調に不安がある方は、ご来館をご遠慮ください。
・入館時に非接触型の体温計を用いて体温のチェックを実施いたします。尚、37.5度以上の発熱が有る場合は入館をご遠慮いただく場合がございます。
・壁や展示ケースには触れないようご鑑賞ください。
・展示室内では、隣の方とは1m以上の間隔をとってご鑑賞ください。また、展示室内での会話はお控えください。
・混雑状況によっては、入場制限を実施することがございます。
・エレベーターは混雑緩和のため、車椅子やベビーカー、お体の不自由の方、お年よりなどを優先に、少人数で使用してください。