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お子さまと一緒に楽しめる動物園へ足を運びたい、と感じていませんか?普段は目にすることのない動物たちとのふれあいは、親子揃ってワクワクできる素敵な空間です。
そこで今回は、多くの動物を飼育し、子連れのお客様も利用しやすい環境を整えている「野毛山動物園」を紹介します。入園無料で子どもたちが訪れやすく、楽しいイベントや園内に見どころがたくさんある動物園です。ぜひこの記事を参考に、素敵な休日を計画してみてください。
野毛山動物園とは
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— 横浜市立野毛山動物園≪公式≫ (@nogeyamazoo401) October 9, 2021
「野毛山動物園」は、みなとみらい21地区を一望する野毛山公園内に整備された動物園です。59種類の動物を飼育している野毛山動物園は、散歩途中の市民や学校帰りの子どもたちなど、幅広い層から人気を集めています。
野毛山動物園は、動物園でありながら周りを彩る植物も綺麗に手入れしており、春はサクラ、秋はキンモクセイのように、季節によって異なる景観を演出している点も魅力的です。さらに、動植物や環境を学べる施設としての役割も果たしています。お子さまと一緒に足を運べば、動植物を取り巻く環境や、希少動物を保護する取り組みについて深く、楽しく学べることでしょう。
住所:神奈川県横浜市西区老松町63-10
アクセス:JR京浜東北線・横浜市営地下鉄「桜木町」駅下車徒歩15分
電話番号:045-231-1307
入園料:無料
開園時間:9:30~16:30(入園は16:00まで)
休園日:毎週月曜日(祝日にあたる場合は翌日)、年末年始
※※5、10月は無休
HP:https://www.hama-midorinokyokai.or.jp/zoo/nogeyama/
ここからは、野毛山動物園のおすすめポイントを3つに分けてご紹介していきます。
①入園料が無料
野毛山動物園が持つ最大の特徴として、入園料が誰でも無料である、という点があげられます。「誰もが気軽に訪れ、楽しめる動物園であり、小さな子どもがはじめて動物に出会い、ふれあい、命を感じる動物園」をコンセプトにしており、入園料を無料にすることでこのコンセプトを実現しています。
横浜市金沢区にある「金沢動物園」だと、一般の入園料が500円、横浜市旭区にある「よこはま動物園ズーラシア」だと、一般の入園料が800円となります。ヨコハマの中心地にありながら、入園料が無料であることは他の動物園と比較しても特別であり、利用者の間口を大きく広げていると言えるでしょう。
金銭的負担が小さいことは、お子さま連れの方にとっても嬉しい特徴です。平日や休日で入園料が上下するわけでもないですから、行きたい時に家族みんなで足を運ぶことができ、一家団欒の時間を過ごせますよ。
②野毛山動物園内に見どころがいっぱい
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— 横浜市立野毛山動物園≪公式≫ (@nogeyamazoo401) September 27, 2021
野毛山動物園では、動物の展示以外にも趣向を凝らしたエリアが点在しています。訪れた人を視覚的に飽きさせない工夫がなされているのです。その中でもここでは3つ紹介しますね。
入り口付近
入園口を通ってすぐのところに、1つ目の見どころが存在します。入り口付近には、ゾウやウサギなどさまざまな動物をかたどったトピアリー(樹木を刈り込んでできる造形物)があります。トピアリーならではの丸みを帯びた可愛い見た目が人気です。
また、このトピアリーの前方には動物のパネルや花壇が設置されており、絶好の写真撮影スポットです。入園して1枚目の記念写真は、こちらで撮ってみてもいいかもしれませんね。
市電
横浜市では、明治以降市内を路面電車が駆け巡っており、この路面電車は「市電」と呼ばれ愛されていました。野毛山動物園の下にある野毛坂付近でも市電は走っていた時期があり、その名残りとして園内に市電が展示されています。
昔横浜に住んでいた方なら誰もが知る市電。お子さまだけでなく、おじいちゃんやおばあちゃんの手も引いて訪れてみれば、過去の貴重な話を引き出せるかもしれません。お子さまと祖父母の交流のきっかけにもなり得るため、おすすめです。
大池
「四季の滝」から流れ出た水が溜まるこの「大池」では、美しいオオハクチョウや小さくてかわいいカモの親子を観ることができます。
大池の魅力が最大限に引き出されるのが、秋の時期です。秋になると、大池の周辺にある木々が色づき始め、美しい紅葉へと変化を遂げます。まるで日本庭園のようなその美しさには、誰もがはっと息を飲まされます。
③盛りだくさんのイベント
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野毛山動物園では、動物とのふれあいや動物園をより楽しめるイベントを広く開催しています。そんな魅力あふれるイベントは、毎日行われる「定例イベント」とシーズンに応じた「季節ごとのイベント」に大別されます。
定例イベント 「動物たちのお食事タイム」
定例イベントは、園内で毎日開催されるイベントです。「動物たちのお食事タイム」では、曜日ごとに異なる動物たち(レッサーパンダやダチョウ、キリンなど)の食事シーンを間近で観察することができます。
動物たちの行動は予想がつきにくいので、イベント外だと見えないところにいたり、寝ていたりと、訪れた方が望む行動をしないことが多々あります。しかしイベントの時間であれば、間違いなく動物たちの可愛い食事シーンを目に収めることができますので、ぜひ時間を確認して訪れてみてください。
季節ごとのイベント
対して季節ごとのイベントは、七夕やハロウィンの時期などに開催される年に数回しかないイベントです。イベントの時期は、園内がいつもとは違う装飾で彩られ、季節感と調和した動物園の雰囲気を味わうことができます。
また、夏の時期には「ナイトのげやま」という夜間に動物園を開放する特別イベントが開催されます。開園時間が延長し、園内の各所がライトアップされて幻想的な世界観を演出しています。当イベント期間は、アリクイやツキノワグマといった大型動物の動物ガイドが実施され、その迫力にはお子さまも興奮すること間違いなしです。
子連れのお客様に嬉しいサービスがいっぱい
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野毛山動物園では、子連れのお客様でも充実した時間を過ごせるサービスが整っています。
①ベビーカーを無料で貸し出ししています。広い園内を抱っこやおんぶで長時間移動するのは親御さんの体力的にも大変ですので、ご利用されることをお勧めします。
②バードケージの隣には、授乳室が設置されています。しかもこの授乳室には、給湯器や流し台、電子レンジ、ベビーベッドが付属されているため、家にいる時と同じようにミルクを作ることができます。
③ベビーベッドは授乳室のみならず、動物園入り口付近、オシドリ前、フサオマキザル前、なかよし広場前、屋内休憩所内の計5箇所に配置されています。
④園内にある売店・なかよしショップでは、紙おむつとおしり拭きを販売しています。ですので、万が一家に忘れても安心です。
まとめ
ここまで、横浜市にある野毛山動物園の概要と子連れにおすすめのポイントを紹介してきました。入園料が無料で誰でも気軽に訪れやすく、見どころやイベントが盛りだくさんであることがわかりました。
次の休日は、お子さまや家族全員で野毛山動物園を訪れ、楽しく動物たちとふれあってみてください。