出典:photoAC
水深200mよりも深~い海に生息している深海魚。
そこは太陽の光がほとんど届かない真っ暗闇の世界です。
この記事では、普段お目にかかることができない深海魚に出会えるスポットを紹介しています。生物好きのお子さんなら一度は通る深海魚ブーム。ぜひ実物に会いに行ってみて下さいね。
新江ノ島水族館
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神奈川県藤沢市にある新江ノ島水族館。湘南海岸に面し、富士山や江ノ島が臨めるロケーションも最高な水族館はデートスポットとしても有名ですが、実は世界で初めて深海生物の長期飼育のために深海の環境を再現した水族館でもあるのです。
「深海Ⅰ~JAMSTECとの共同研究~」ゾーンではこれまで難しいとされてきた深海生物の長期飼育を行ない、そのようすを公開しています。
こちらで出会える深海生物は新着生物としてホームページで随時更新されているのでぜひチェックしてみて下さいね。
言わずと知れた高級魚「ノドグロ」や、全身真っ白の美しき「白いウニ」など実にさまざまな深海魚を見ることができますよ。
また、「深海Ⅱ」ゾーンでは、人が乗船して深海を調査するためにつくられた、日本初の有人潜水調査船「しんかい2000」も常設展示されています。コックピットのようすもみることができ、大人もテンションが上がること間違いなしです!
基本情報
住所:神奈川県藤沢市片瀬海岸2-19-1
電話番号:0466-29-9960
営業時間:
8月11日~8月16日 8:00~18:00
8月17日~8月31日 9:00~18:00
9月~11月 9:00~17:00
12月~2月 10:00~17:00
アクセス:小田急江ノ島線「片瀬江ノ島駅」より 徒歩3分
公式サイト: https://www.enosui.com/
京急油壺マリンパーク
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京急油壺マリンパークは神奈川県三浦市にある水族館です。
イルカ・アシカのパフォーマンス・ペンギン島・みうら自然館などの展示やイベント等見どころいっぱい!
こちらでは、神秘のヴェールに包まれた深海魚「メガマウスシャーク」「ミツクリザメ」「ラブカ」「オオワニザメ」の標本を常設展示しています。
特に巨大な口の「メガマウスシャーク」の剥製は、全長5.7m、体重1.2tと迫力満点!!
他にも欧米では悪魔のサメと呼ばれている「ミツクリザメ」、最も原始的なサメと考えられている「ラブカ」、生きている姿を一生に一度見ることができるか分からないと言われるほどに激レアな「オオワニザメ」の標本をじっくりと鑑賞することができます。
普段は図鑑でしか見ることができない深海魚の迫力満点の標本にお子様のみならず、ママも興奮すること間違いなしです!!
※こちらの施設は、施設の老朽化のため2021年9月30日(木)をもって閉館します。
基本情報
住所:神奈川県三浦市三崎町小網代1082
電話番号:046-880-0152
営業時間:9:00~17:00
アクセス:京急三崎口駅より京急バスで15分、「京急油壺マリンパーク」下車
公式サイト: http://www.aburatsubo.co.jp/
ヨコハマおもしろ水族館・赤ちゃん水族館
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横浜中華街のビルの中にあるヨコハマおもしろ水族館は、小さな小さな中国南の島の小学校をモチーフにした個性派水族館。
大きさを競う水族館ではなく、魚の不思議さや、生き物のすばらしさを体験できる「おもしろい」水族館となります。各ゾーンすべてにテーマがあり、楽しい実験水槽やちょっと笑えるギャグ水槽でいっぱい!
水槽には、魚の名前や生態に関する3択クイズが出題されており、楽しみながら魚について学ぶことができます。
また、赤ちゃん水族館はかわいい幼稚園をモチーフにした水族館でなんと土足厳禁!!
お道具箱や絵本棚の中に水槽があり、小さなお子さまの目線に合わせたつくりになっているのでハイハイしながらでも魚を観察できます。ジャングルジムやすべり台が水槽になっていて、お子さまの背が届かない水槽も上り棒や梯子を使って見ることができますよ。
前置きが長くなりましたが、そんなヨコハマおもしろ水族館・赤ちゃん水族館の名誉館長は「焼津の深海おじさん」こと長谷川久志さん。
小回りのきくユニークな水族館としてほかでは見られない深海の魚たちを展示しています。
過去には深海ザメの解体ショー&トークショーや貴重な深海ザメの冷凍標本タッチ、深海魚の試食会などユニークなイベントを多数開催。
ホームページより深海イベントをチェックしてぜひ出かけてみてくださいね。
基本情報
住所:神奈川県横浜市中区山下町144番地 チャイナスクエアビル3F(中華街大通り沿い)
電話番号:045-222-3211
営業時間:10:00~18:00
アクセス:
JR・京浜東北線・根岸線石川町駅中華街口より徒歩5分
東急東横線・みなとみらい線元町・中華街駅2番出口より徒歩8分
公式サイト:http://www.omoshirosuizokukan.com/
横浜・八景島シーパラダイス
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「シーパラ」でおなじみ、横浜・八景島シーパラダイスは八景島という人工に作られた島まるごとがテーマパークになった、複合型海洋レジャー施設です。
島内には水族館・遊園地・ショッピングモール・レストラン・ホテルなどがあり、大人も子どもも一日中楽しめる島となっています。
そんな「シーパラ」の水族館には深海魚と出会える場所、LABO7「未知なる海底谷 深海リウム」があります。
東京湾・相模湾の深海にすむ希少な生きものとともに、この海域で捕獲された「ミツクリザメ」や「ラブカ」の標本を展示しています。
また、シーパラ深海ゾーンの目玉生物!?「オオグソクムシ」はユニークな展示方法で、お腹側の観察も可能となっています!
東京海谷底に迷い込んだかのようなディープな海底散歩をお子さんと一緒に楽しんでみてください。
また、さまざまなアトラクションを楽しむことができるプレジャーランドには新たに3つのアトラクションがオープンし、子どもから大人まで楽しめる屋内ゲームエリア「ウエスタンゲームハウス」が新登場するほか、全天候型のキッズパーク「あそべんちゃあ」には新遊具が追加されリニューアルしています。
深海魚と出会った後は、思いっきり身体を動かして遊ぶこともできますよ。
基本情報
住所:横浜市金沢区八景島 横浜・八景島シーパラダイス
TEL: 045-788-8888
営業時間:営業日により異なる(公式サイトよりご確認ください)
アクセス:電車で
海沿いの景色がきれいな「シーサイドライン」の八景島駅が最寄り駅となります。
「シーサイドライン」への接続駅は、京浜急行線「金沢八景駅」とJR根岸線「新杉田駅」です。
公式サイト:http://www.seaparadise.co.jp/
まとめ
いかがでしたか?今回は神奈川県で、深海生物に出会うことができる水族館についてまとめてみました。
図鑑やDVDでしか見ることができない深海生物を間近に見た時の子どもの興奮の表情は忘れられません。
今回ご紹介したスポットはすべて、オムツ替え、授乳室を完備しておりますので、小さなお子さま連れでも安心です。過酷な環境の中、独自の進化を遂げ生き抜いてきた深海生物の神秘的な姿を、お子さんと一緒に見に行ってっみてくださいね。