3大流星群の1つふたご座流星群。
たくさんの流星が見られることで有名ですよね。
都市部が多い神奈川県ではなかなか見られないのでは?と思ってしまいますが、実はきれいに見られるスポットがたくさんあります。
今回はふたご座流星群がたくさん見える日時やスポットを紹介します。
ぜひ家族と一緒にふたご座流星群を見に出かけてみてください。
ふたご座流星群とは
ふたご座流星群とは夏のペルセウス座流星群、お正月のしぶんき座流星群と並んだ3大流星群のひとつです。
1晩に流れる流星の数としては年間最大とも言われています。
ふたご座α星(カルトル)付近を放射点として出現。ふたご座流星群の元となるチリを撒き散らしたのは小惑星フェートンです。
毎年12月10日ごろから始まり12月15日ごろまで見ることができ、12月13日と14日頃に一番よく見える極大期を迎えます。
極大期に夜間の暗いところで観測したときに見える予想流星数は50〜60個。
条件が良いときに専門家が観測すると1時間に100個程度の流星を見つけることができるそうです。
2023年のふたご座流星群は?
2023年のふたご座流星群は12月13日の18時頃に極大を迎えることが予想されています。
今年は観察しやすい時間帯であることや14日が新月で月の影響を受けないのでかなり良い条件で観察できるでしょう。
1番流星が多く見られるのは13日の夜から14日の明け方。12日と14日の夜にも数は減りますがより多くの流星を観察できるでしょう。
20時頃から流れ始めて本格的になるのは22時ごろから夜半をすぎた頃が1番多くなり薄明かりが始まるまで見られます。
放射点を中心に流れるのでどの方角でも見ることができます。
ふたご座流星群の観察のポイント
いつどこに出現するか分からないので、なるべく広い範囲を眺めるようにしてください。
安全を確かめてレジャーシートを敷ける場所があれば寝転んで観察すると楽ですよ。
目が暗さに慣れるまで時間がかかります。最低15分は観察したほうが良いでしょう。
人工の明るさがない方がよく見えます。
12月の夜はとても寒いので寒さ対策はしっかりして風邪をひかないように気をつけてくださいね。
神奈川でおすすめの観測スポット
都市部が多いので神奈川県では観察できないのではと思われるかもしれませんが、神奈川県でも観測できるスポットがあります。
近場でアクセスの良い横浜市内からちょっと遠出して本格的に観察できるスポットまで紹介します。
①城ヶ島公園
三浦半島の最南端にある「城ヶ島公園」は展望台や広場があり海を一望できます。
街の明かりがないので星空観測にはぴったり。
灯台と海と流星群の眺めは絶景ですよ。
芝生が広いので家族みんなでレジャーシートを敷いてゆっくり寝転びながら眺めるのもおすすめです。
海辺は風が強いことが多いので防寒対策はしっかりしておきましょう。
住所:神奈川県三浦市三崎町城ケ島
電話番号:046-881-6640
アクセス:京急三崎口駅より城ヶ島行きバス20分「白秋碑前」下車徒歩約7分
ホームページ:https://www.miura-info.ne.jp/jogashima/park/
②ヤビツ峠
神奈川県秦野市にある「ヤツビ峠」は夜景や星空のスポットとして有名です。
周辺に光がない峠道なので星空がきれいに見られるでしょう。
また、「菜の花台展望台」も近くにあり、高いところから夜景や星空が見られるので迫力がありますよ。
行くには車が必須ですが、ドライブがてら本格的にふたご座流星群を楽しみたい方におすすめです。
住所:神奈川県秦野市寺山(ヤツビ峠駐車場)
アクセス:東名高速道路「秦野中井インターチェンジ」より『車』で約40分
ホームページ:https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_yabitsutouge.html
③丹沢湖
神奈川県のキャンプ地や紅葉のスポットとしても有名な「丹沢湖」。
周辺を自然で囲まれているので明かりが少なく星空観測するには良い条件が整っています。
運が良ければ湖に映る星空を見ることができるかも。
無料の駐車場もいくつかあるので車を停めてゆっくり楽しめますよ。
キャンプしながらふたご座流星群を見るのも良さそうですね。
住所:神奈川県足柄上郡山北町
アクセス:東名高速「大井松田I.C.」経由で国道246号線を御殿場方面車で約10分
ホームページ:https://www.yamakita.net/sightseeing/detail.php?id=17
④根岸森林公園
この投稿をInstagramで見る
横浜市中区にある「根岸森林公園」は日本初の洋式競馬場の跡地にできた約18ヘクタールの広い公園です。
根岸駅・山手駅から徒歩15分とアクセスしやすく駐車場もあるので気軽にふたご座流星群を見に行けるのが魅力です。
広い芝生があるのでレジャーシートを敷いてゆっくり寝転がりながらの観測もおすすめ。
多少の明るさは気になるかもしれませんが、市内に比べればたくさんの星を見られるでしょう。
住所:横浜市中区根岸台
電話番号:045-641-9185
アクセス:根岸駅・山手駅から徒歩15分
ホームページ:https://negishi-shinrin.jp/
⑤こども自然公園
横浜市旭区にある「こども自然公園」は子どもが楽しめる巨大アスレチックやちびっこ動物園などがあり家族連れに人気のスポットです。
二俣川駅から徒歩約15分でアクセスしやすく駐車場もあるので小さいお子さんとのお出かけにも安心です。
仕事や学校終わりでも立ち寄れる範囲なのがいいですよね。
住所:神奈川県横浜市旭区大池町65-1
アクセス:相鉄線「二俣川」駅南口下車徒歩15分
ホームページ:https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/machizukuri-kankyo/midori-koen/koen/koen/daihyoteki/ko-sizen.html
まとめ
都市部が多い神奈川県にもふたご座流星群を観測できるスポットがたくさんあります。
寒いので防寒対策をしっかりして出かけてくださいね。
天候が良ければきっとたくさんの流星が観測できるはず。
家族で一緒にきれいなふたご座流星群を見て思い出を作りましょう。