宮前区・高津区の子育てママを応援するため、フリーペーパーを年に1度発行する“mama-on!”。子育てママたちの活動の場を広げながら、地域の繋がりや活動にも貢献し続ける“mama-on!”にインタビューしてきました。
今回は、mama-on!の活動を中心となって支える阿久津さんと小泉さんにお話しを聞きながら、ご自身の目標などもお伺いしてきました。
―『ママたちがホッと一息つける場所に。』―
目次
―現在の活動内容を教えてください。
宮前区・高津区を中心としたワークショップやレッスン、商品の販売などの活動をしているママたちの情報を掲載するフリーぺーパーを年に1度制作しています。
今は30名近いママ活動家の情報や地域のおすすめ情報などを掲載して、地域の飲食店や、コミュニティに置かせていただいています。
―mama-on!を始めたきっかけはなんですか?
もともと、自分自身が自宅で講師をしている中、生徒さんへ他の講師のお友達を紹介していたところ、フォトグラファーの今井(mama-on!代表)と、バルーンデコレーターの中島(営業担当)とで、『これが1つにまとまれば、便利だよね!』という話が出て、地域で誰もやっていなかったので『じゃ、やっちゃおうよ!』とmama-on!を立ち上げることになりました。現在は、事務局のメンバーも増え、初期メンバーに加え、ポーセラーツの花岡、押し花の室屋、カラーセラピーの小泉の6名で仕事を割り振り活動しております。
―ママ講師さんたちはどうやって集めているのですか?
地元の繋がりや口コミや紹介で集まっていただいた方が大半ですね。あとは、資金集めのためにチャレンジした、クラウドファンディングで、活動を知っていただき、メンバーになっていただいた方もいらっしゃいます。
同じ志をもつママたちの集まりなので、とってもアットホームですし、お互いにご近所さんなので安心感もありますね。
それぞれの得意分野を活かして活動をしているので、無理することなく子育てをしながら自分のスキルを伸ばしていくことができます。
―活動を通してどんなことを伝えていますか?
子どもがいると、なかなか自分の楽しみを見つけるのが難しかったりしますよね。だからこそ、近場で子どもが保育園や幼稚園にいっている時間を『自分の時間』として楽しめたらいいなと思います。
mama-on!に掲載しているようなお家で体験できるレッスンやワークショップが地元にあると、いい息抜きにもなるし、ママ同士の悩みを共有できたりする場所にもなるんですよね。
地元ならではの繋がりを通して、『次は自分もやってみよう!』とか、『同じ気持ちを抱えてるママもいるんだ!』と感じてほしいです。
そしてなにより、ママたちがホッと一息つけるような場所でありたいですね。
―個人としての使命。―
―お2人は個人でそれぞれどんな活動をしているのですか?
┃阿久津さん
私は、10年以上前からフレンチメモボードの講師をしています。アメリカドラマに出てくるフレンチメモボードに憧れを抱いたのをきっかけに日本では教室がなかったことから、自分でレシピ開発をして、フレンチメモボードの協会を立ち上げました。
何気ない日常の写真から、大切な思い出の写真を飾ることのできる世界に一つだけのフレンチメモボードを広めるために、これからも、講師育成などの活動をしていきます。
ー今度の目標はなんですか?
20年以上、デザインの仕事もしているので、今後も活動しているママたちをデザインで手助けしていきたいですね!
そして、チラシの効果により、さらにスポットが当たるよう、デザインの探求を続けていきたいと思います。
┃小泉さん
わたしはカラーセラピー、色育、数秘&カラー、サンキャッチャーなど、『色』をテーマに様々な講師をしています。色を通して、子育てなどに悩むママたちのための活動をしています。
ー小泉さんの今後の目標はなんですか?
今後は、子育て中のママはもちろん、子どもと関わるお仕事をしている方に色の効果や使い方を広めていきたいですね。自分自身が「色」に救われたように、たくさんの人に「色」の力で背中を押されたり前向きになれたり、笑顔になれるお手伝いをしていきたいです。
―mama-on!としてできること―
ーでは、mama-on!としてはいかがですか?
まずは、mama-on!という輪が今よりもさらに広がっていくこと。地域で活動しているママたちで手を取り合い、楽しく活動ができる環境作りや、mama-on!を読んで活用してくださるママたちの気持ちがより豊かになるよう頑張っていきたいです。
そして、mama-on!という活動を少しでも長く続けていけたらと思っています。
編集後記
地域に根差した活動をすることで、ママたちのスキルを伸ばすだけでなく新たな自分自身との出会いをサポートするmama-on!。
そこには、同じ環境だからこそ分かり合える気持ちが種となり、様々な場所でそれぞれのスイッチが“on!”となる原動力がたくさん集まっている場所でした。