電車やデパートなどでカバンにマタニティーマークをつけている妊産婦さんを見かけることがありますよね。
温かい気持ちになる一方でいざ自分が妊娠すると、マタニティマークについて分からないことがたくさん。マタニティーマークをつけていたら嫌がらせにあったと聞けば、つけることをためらってしまうこともありますよね。
この記事では不安な妊産婦さんに向けてマタニティーマークについてや配布場所、いつからつけるかなど詳しく解説していきます。
妊婦さんが安心して過ごせることはもちろん、周囲の方がマタニティーマークを見て配慮できる環境を作っていきましょう。
目次
マタニティマークとは?
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/maternity_mark_riyou/AA10K-index.html
「マタニティーマーク」とは周りの方に妊産婦だと知ってもらい配慮しやすくしてもらうマークです。妊産婦さんはつわりやホルモンの変化による体調不良、お腹が重く動きづらいなどとても大変です。電車など自分から言いにくい場面でも「マタニティーマーク」があれば周りに気づいてもらえ、席を譲ってもらえることもあります。
他にも公共交通機関や飲食店など配慮が必要な場面でポスターなどに掲示し妊産婦に優しい環境づくりを広める役割も担っています。
マタニティーマークはどこでもらえるの?無料?
「マタニティーマーク」は多くの自治体で母子手帳を交付してもらうときに一緒に配布されます。たくさんの書類と一緒に渡されるので無くさないように気をつけてくださいね。
また、鉄道の駅の窓口でも「マタニティーマーク」を無償配布しています。本人以外でももらえるためつわりでなかなか外出できない妊婦さんにも助かりますよね。
他には雑誌の付録や飛行機に乗る際に配布されることも。これらはずべて無料で配られています。
オリジナルのマタニティーマークを作成しネットなどで販売しているところもありますよ。よりかわいいマタニティーマークをつけたい方におすすです。厚生労働省は営利目的でのマタニティーマークの使用を禁止しているため実費のみで比較的安く購入できるのもいいですよね。
マタニティーマークはいつからつける?
「マタニティーマーク」は妊娠が分かればすぐにつけて大丈夫です。いつからつけなけれいけないという決まりもありません。
とはいっても他の人がいつからつけているのか気になりますよね。半数以上の方は妊娠3ヶ月以内につけ始めているようです。他にはお腹の膨らみが目立つようになってきてからという方もいらっしゃいますよ。
初期はお腹も大きくなっておらず、周りは妊娠に気付きにくいですがつわりなどで体調が優れない日も多くあります。電車通勤で負担が多い方やつわりがきつい方は早めにつけておくと良いでしょう。
マタニティーマークのメリットデメリット
「マタニティマーク」にはメリットも多い反面デメリットもあるのでつけない妊産婦さんもいらっしゃいます。妊産婦さんがストレスなくつけられる社会を目指していきましょう。
マタニティマークをつけるメリット
●公共交通機関で席を譲ってもらえる
●重い荷物を運んでもらえる
●緊急時に妊婦だと分かってもらえ適切な処置をしてもらえる
●周りから声をかけてもらえる
●妊婦だと知ってもらえる
何かと負担やストレスの多い妊産婦さんにとってマタニティマークは強い味方になってくれます。普段はカバンにしまっておいて、公共交通機関の優先席に座っているときには出しておくといった方もいらっしゃいます。
マタニティマークをつけるデメリット
●嫌がらせに遭う可能性がある
●不妊治療中の方が不快に思ってしまう可能性がある
●マタニティマークをつけているのに席を譲ってもらえないとストレスに感じてしまう
●妊娠していることをアピールしていると思われる
嫌がらせに遭うこともありますが、あくまでもネガティブな感情を持っている方は少数派です。配慮しようサポートしようと思っている方が大多数なので安心してくださいね。
しかし、マタニティーマークをつけているからサポートしてもらえるのが当たり前と思ってはいけません。目の前にいる方は重い病気を持っている可能性もあります。周りのサポートは全て優しさがあってこそです。
マタニティーマークをつけている妊婦さんを見かけたら
https://www.photo-ac.com/main/detail/1523027?title=%E5%84%AA%E5%85%88%E5%B8%AD&searchId=3912599913
マタニティマークをつけている妊婦さんを見つけたらどのようなサポートすればいいのでしょうか。妊婦を経験した方はどういった状況かわかるかもしれませんが、経験したことのない男性などは何をして良いのか迷って勇気が出ないこともありますよね。
●公共交通機関では席を譲る
●階段で重い荷物(ベビーカーなど)を持っていたらサポートする
●妊婦さんがいるところではタバコは吸わない
●困っていたら大丈夫ですかなどと声をかける
何もできなかったとしても、ふとした優しさが妊産婦さんの不安や負担を解消します。妊産婦さんがより快適に過ごせるように周りの方々は配慮、サポートしていきましょう。
かわいいおすすめマタニティマーク入りグッズ
マタニティマーク レジン ボールチェーンキーホルダー マタニティ
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ご自身の癒やしアイテムに、また出産を控えるご友人へのプレゼントにオススメです。
本体大きさ:丸タイプ約3.5cm、スクエアタイプ5.0cm
てんとうむし【マタニティロゼット】
上品なカラーのリボンが可愛いマタニティマークです。高価なバックにもマッチするデザインで場所を選ばないのが嬉しいですよね。プレゼント用としてもぴったりです。
犬印本舗 マタニティマーク お守り
本来のマタニティマークの役割に加えて安産のお守りにもなるので妊産婦さんの心強い味方となってくれそうですね。ふっくらしたデザインで温かくほっとした気持ちにしてくれますよ。
マタニティマークBABY in ME
世界共通のマタニティマークです。みんながつけているマタニティーマークにはちょっと抵抗がある方にもおすすめです。ピンクのハートマークのラメがとてもかわいいですよね。
まとめ
妊産婦さんがつけるマタニティマークは周りに妊婦であることを知らせることができサポートしてもらいやすい環境を作ってくれます。
しかし嫌がらせに遭うかも、周りに嫌な思いをさせてしまうかもと思うとつけることをためらってしまう妊産婦さんもいらっしゃいます。
自分と赤ちゃんの体が第一ですので、体調が悪いときなど不安があるときは持って出かけましょう。きっと周りは気にかけてくれてサポートや配慮してくれますよ。
みんなで妊産婦さんが暮らしやすい社会を作っていきましょうね。