神奈川県庁や横浜市庁などの行政機関が多くあり、中華街やみなとみらいなどの繁華街もある中区は、横浜市の中枢となっている区です。その中でも野毛町は、飲食店が多く、大道芸が有名です。
かつて寄席や芝居小屋が多く建ち並んだ横浜・野毛の地に、2002年に建てられたのが横浜にぎわい座です。伝統を引き継ぎ、新しい芸能を生み出すにぎわいの場として、落語、漫才、大道芸などの公演が連日行われています。先日亡くなられた桂歌丸さんが館長を務められていました。
その横浜にぎわい座では、夏の特別企画が開催されます。大人向け講座と子ども向け講座があり、子ども向けの講座は8月21日(火)に開催されます。内容は「動物ものまね講座」。近くにある野毛山動物園で動物の観察をした後に、にぎわい座へ移動し動物のものまねを体験します。
講師は落語家の江戸家子猫さん。動物ものまねが得意で、趣味は動物園めぐりなんだとか。動物の鳴き声のものまねはもちろんのこと、テナガザル、アルパカなど、鳴き声がほとんど知られていない動物のものまねもできるそうなので、当日何を見せてもらえるのか楽しみですね。
当日は、野毛山動物園に集合し、まずは動物園スタッフの案内のもと、園内を回り動物の観察をします。ものまねをするためには、今まで見たことのある動物でも、特徴をとらえるためにじっくり観察する必要がありますよね。新たな発見があるかもしれません。
観察の後は徒歩でにぎわい座へ移動し、スライドを使った体験講座が行われます。動物を見て回ったりにぎわい座への移動があるので、歩きやすい靴が良さそうです。また、暑い時期ですので、各自水分補給できるものや汗拭きタオルなど暑さ対策が必要です。
プロの方に、ものまねを教えてもらう機会はなかなかないですよね。この機会に動物ものまねにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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