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「アルコールインクアートは世代を問わず楽しめるアート」横浜市の”Atelier Habibi(アトリエ ハビービ)”平野佐也香さんにインタビュー!

横浜

更新日:2022年02月10日

投稿日:2021年08月15日

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インスタグラムのある投稿がきっかけで、アルコールインクアートを始めた平野佐也香さん。最初はあくまで趣味の範囲でアルコールインクアートを楽しんでいた竹内さんですが、今や講師として教える立場になりました。

ずっと無趣味だったという平野さんが没頭したアルコールインクアートの魅力は何なのでしょうか?
今回は「Atelier Habibi(アトリエ ハビービ)」を開かれた、アルコールインクアーティストの平野佐也香さんにお話を伺いました。取材では、小さな子どもを持つ竹内さんがどのようにアーティスト活動の時間を捻出しているのか、そのポイントについても聞くことができました。

 

 

目次

4つの道具でアルコールインクアートは始められる

最初に平野さんのご経歴を教えてください。

平野:中学・高校時代は父親の仕事の関係でアラブ首長国連邦のインターナショナルスクールに通っていました。大学は日本の学校へ通い、大学卒業後はブライダルプランナーや半導体の商社などで秘書として働いていました。さまざまな仕事を経験し、現在はアルコールインクアートのレッスンを中心に、作品の販売をしています。プライベートでは2011年に結婚し、現在年長児と小学2年生になる子どもがいます。

 

アルコールインクアートとはどのようなアートなのでしょうか?

平野:アルコールインクアートはアルコールインクを垂らして、インクの滲みや色の重なり、広がりを楽しむアートです。

 

 

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平野さんが描いたハートのアルコールインクアート
アルコールインクアートで使う道具は4つだけです。
• インク
• ユポ紙
• アルコール(エタノール)
• ドライヤー

 

この中で耐水紙(ユポ紙)とインクはどこで買えば良いのかわからない方もいるかもしれませんが、どちらもネットで手軽に注文できますよ!またドライヤーについては、アルコールインクアートはアルコールを揮発させて描くアートのため、風を送って揮発させるために使用します。

 

平野さんのアルコールインクアーティストとしての活動内容を教えてください。

平野:オーダー受注で作品を販売しているほか、講師としてレッスンをしています。

 

• オーダー受注制作:希望のカラー・サイズ・アイテムを細かくヒアリング後、2週間ほどで制作。アイテムには例えば、アートボード・スマホケース・掛け/置き時計・などがある
• レッスン:アルコールインクアートを体験できる「アルコールインクアート体験レッスン」や、アルコールインクアートの基本が学べる「ベーシックレッスン」などがある
レッスンは初心者から経験者向けまで幅広く用意していますが、最近はスマホケースがつくれる「スマートフォンケースディプロマ講座」が人気ですね。

 

 

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アルコールインクアートでつくられるスマホケース

 

アルコールインクアートは世代を超えて楽しめるアート

アルコールインクアートを始められたきっかけを教えてください。

平野:2020年4月頃、たまたまインスタグラムで見たアルコールインクアートの投稿に心惹かれたのがきっかけです。昔から綺麗なものやキラキラしたものが好きだったのですが、その中でもアルコールインクアートの抽象的な感じや美しさに惹かれ、「自分でもやってみたい!」と思いました。それからアルコールインクアートのレッスンを一度受けて、趣味として自分で作品をつくっていきました。

 

アルコールインクアートの魅力は何だと思いますか?

平野:「偶然性」と「世代を超えたアート」の2点だと思います。「偶然性」について、アルコールインクアートは色とアルコールが混ざり合って制作するため、一度として同じ作品はできません。その意味で、アルコールインクアートは世界一つだけの”偶然性”を楽しむアートなんですね。それが魅力の1つだと思います。

 

アルコールインクアートのもう一つの魅力「世代を超えたアート」についても教えてください。

平野:アルコールインクアートは、道具さえ用意できれば小さなお子さんからおじいちゃん・おばあちゃんまで世代を超えて手軽に楽しめるアートです。手を切ったりなど危ないこともありませんし、安心して始められますよ。
また模様を描くために使うドライヤーは、小さなお子さんはドライヤーの代わりにストローを使って制作することもできます。アルコールインクアートは無心でできてリフレッシュにもなりますので、是非一度やってみてほしいなと思います。

 

 

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5歳の男の子とつくったアルコールインクアートのうちわ

 

好きなアルコールインクアートの時間は自然とつくっていた

アルコールインクアートを趣味だけではなく、アルコールインクアートを仕事にしようと思ったのは何かきっかけがあったのでしょうか?

平野:2021年1月に日本アルコールインクアート協会で、認定レッスンを修了すればもらえる証明書「ディプロマ」を取得したことがきっかけです。当初、協会に入った一番の目的はディプロマを取得することではなく、アルコールインクアーティストと交流を持つことでした。単純に仲間をつくりたかったんです。

 

最初はそのような気持ちでしたが、受講生の中には講師になるため、もしくは技術を習得するために協会で学んでいる人がいることを知り、強い志を持つ仲間たちに刺激をもらうようになったんですね。そうした刺激をもらううちに、徐々に私も講師活動をしたいと思うようになりました。

 

そして私がそうだったように、子育てでなかなか時間をつくれないお母さん、あるいは子どもと一緒に作業ができる親子向けに、アルコールインクアートの魅力を伝えようと決心し、講師活動を始めました。

 

日本アルコールインクアート協会:日本にアルコールインクアートを広めながら世界に新しい価値を発信するために活動している協会。認定レッスンを修了すると「ディプロマイザー」になれる。平野さんもディプロマイザーの1人。

 

年長児と小学2年生のお子さんを持つ平野さんですが、アーティスト活動の時間はどのようにつくっているのでしょうか。

平野:まだまだ手のかかる子どもと暮らす中で、【自分時間】を捻出することってとても難しいです。家事、育児、そのほかにやることが沢山あるのがお母さん業。その中で私は毎日最低10分間、アートに触れることを実践してきました。10分じゃおさまらないことも多々ありますが…子どもたちが寝静まったとき、子どもたちのお迎えの前、最近は子どもたちがいるときなど、さまざまな場面で子どもたちに「私がアルコールインクアートを好きなこと」を知ってもらうようにしています(今では「またアルコールインクアートね」という感じで応援してくれるのか、飽きられているのか…。)

自分時間を捻出するためには、「お母さんだから好きなことはできない」ではなく「お母さんだって好きなことをできる」環境づくりが大切なのかと思います。その第一歩が、お母さんの好きなことを家族に知ってもらうことではないでしょうか。家族には「お母さんの環境」を理解してもらい一番の味方でいてほしいですよね。ただ、現実はいろんなバランスを保つことは難しいので苦労していますが・・・。

 

アーティストが集まるプラットフォームをつくりたい

平野さんの今後の目標を教えてください。

平野:短期的な目標としては、レッスンの内容をよりお客様が求める内容に洗練させていきたいと思っています。
また長期的な目標として、アルコールインクアートが普及しているという前提ではあるのですが、アーティストやハンドメイド作家がリアルな場で作品や個展などを披露するプラットフォームづくりに携わりたいと思っています。

 

たしかにアーティストやハンドメイド作家がリアルな場で集まるプラットフォームはあまり聞いたことがありませんね。

平野:minnne(ミンネ)のようにネット上で自分の作品を販売できるプラットフォームも1つの形だとは思います。一方で、アートの本当の美しさやアーティストの細かいこだわりなどは、ネット上の写真などでは伝わりにくいです。そう考えると、個展開催やワークショップ開催をもっと気軽にできるようなプラットフォームも1つあれば良いなぁと思います。身近にアートに触れる機会を増やすことで日本のアートに対する考えがより日常的なものになるのではないでしょうか。

 

最後に神奈川イベントプラスの読者へ、メッセージをお願いします。

平野:アルコールインクアートは世代を超えて楽しめるアートです。家族の共通の趣味としても楽しめますし、子育てで大変なお母さんはリフレッシュもできると思います。初心者でも手軽に楽しめますので、興味のある方は是非アルコールインクアートに触れてみませんか。

 

取材を終えて

たまたまインスタグラムの投稿を見て、アルコールインクアートの道へ進んだ平野さん。筆者もインスタグラムは日常的に使用していますが、人生を変えるきっかけは日常の中に溢れているのだと思いました。
また私自身、今回取材をするにあたり、さまざまなアルコールインクアートを見るにつれ、その独特な風合いや色使いの魅力を感じることができました。平野さんのレッスンには、エプロンさえ用意すれば体験できるものもあるので、興味のある方は是非お問い合わせしてみてはいかがでしょうか。

 

平野さんの公式HP:Atelier Habibi
インスタグラム:sayaka_inkart

 

インタビュワー:庄子 鮎

カメラマン:今井しのぶ(こどもとかめら)

 

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